ヨメのいない週末。
テニスの試合も近いので土曜は練習へ行ったんですが、日曜はノープラン。
その日曜の朝、期せずしてトイレのために5:30に目が覚めたんですが、トイレの窓から差し込む陽の光。どうやら外はいい天気っぽい。
折角はやく起きたのでどこかに走りに行くことにしました。
前日、友達とお茶をしながら...
友:「ここ(千葉市美浜区)から昭和の森公園って自転車で走りにいくにはいい距離だよねー。」
私:「昭和の森の周りにもいろいろあるしね」
友:「そこからもう25kmほどいけば、外房の海に出れるみたいなんだよね。」
私:「そう考えると外房って思ってるより近いですなぁ☆」
友:「ですなぁ」
といった会話をしていたのが頭にあり、寝ぼけ眼でGoogle Mapsで検索してみると、たしかにウチから50kmちょいという表示。
てことは行って帰ってで100kmオーバー。
実は近々やってみたいテーマとして、Speed P8(改)での100km越えライドというのがありました。
私がこんなに早く起きるのも珍しいですし、今日なら1人なのでヨメのペースに合わせなくてもいい。
今日はその100km越えにトライする絶好のチャンスかも!?
シャワーしたり犬の世話をしたりで、出発したのはなんだかんだで7時前になってしまいましたが、それでもいつもと比べると断然早い出発時間です。
いつも遠出して知らない土地を走るときは、Google Mapsでルートを作り、サイクルナビにKMLデータを入れていくのですが、この日はそれもナシ。
iPhoneで要所で確認しながら行くというラフなスタイルでいくことにしました。
※ この判断が後に後悔する原因になってくるわけですが...
幕張から基本的にはR14で千葉あたりまで行き、千葉城の北側を抜けて「千葉東金道路」の「千葉東IC」から有料道路に入れるはず。
という記憶をもとに向かったわけですが、千葉東ICの入り口まで来てそれが大きな間違いだったとわかりました。
んー、「自転車通行禁止」の看板が。
こんなはずでは...(´Д`)
どうやら目指すべき道路自体を間違えてたようです。
そういえばさっき付いてたロードの人たちは途中で曲がっていってたなぁ...
iPhoneでググってしてみたところ、自転車が通れるのは「千葉東金道路」ではなく「千葉外房有料道路」だったようで。
サイクルナビがないとこんなことになるとは... 先が思いやられます。← 準備不足なだけ
気を取り直して今度は「千葉外房有料道路」の入口である「鎌取IC」を目指します。
ですが有料道路に入るところに、「自転車通行OK」的な表示が見当たらず、「これホントに入っていいのカナ?」と内心ビビりながら進んでたんですが、逆車線から走ってくるロードの方と遭遇。これで安心して進めます。
それにしてもこの有料道路は道幅も広いし信号もないし、これは楽ちん♪
逆車線からロード乗りの方々とチラホラすれ違い、気持よく挨拶を交わしたりしてしばらく気分よく走っていたんですが、まだ午前中にもかかわらず結構気温が上がってきました。
もしかして今日はとんでもなく暑くなる??(前日も相当な暑さでしたので)
現在地確認と水分補給で途中のPAに入って休憩をとりました。
Google Mapsをみるととりあえず有料道路はドンツキまでいけば間違いないようです。
有料道路に入って10kmぐらいのところに料金所が見えてきました。
自転車で料金所を通るっていうのも、なんか新鮮です。
※ SONY AS100Vの映像からキャプチャ。
料金表をみると、どうやら自転車は「軽車両等」の区分のようで、30円を支払い。
と、後ろから怖い黒塗りのクルマが煽ってきたので、ソソクサと脇へ避けました。
そんなに自転車を虐めなくてもいいのに...。
自転車に乗っているとクルマの人のマナーが目につくようになりますね。反面教師的に気を付けるようになったりしたり。
幾度となく訪れる上りに苦しめられながら、「千葉外房有料道路」の終点まで走って一般道に合流。
ここで道の確認と水分補給を兼ねてコンビニで休憩です。
まだ9時半ごろだというのに結構な暑さ。何℃あったのかわかりませんでしたが。
道もだいたいわかったので再び出発。
しばらく面白みもない田舎道を走っていると、テニスの合宿や試合でで何度も来た白子町あたりまできました。
ということは、海はもうすぐのはず。
九十九里には長いサイクリングロードがあると本でみていたので、
「海沿いの有料道路を走っちゃうぞ~」
などと心を踊らせながら進みます。
が、「九十九里有料道路」の乗り口「白子IC」に着いてわかったのは、自転車通行NGという事実... orz
海を眺めながらこの有料道路を快走することをイメージしていたんですが、またもや勝手な妄想に終わりました。 ← 下調べ不足
ということで有料道路と並行に走っている一般道を走ることになるわけですが、有料道路と松林に遮られて海などまったく見えず...
思ってたのと何か違う九十九里サイクリング...。砂浜に出られる道もみあたりません。
しばらく走っていると、ようやく浜にでられる道を発見。「中里海水浴場」の入り口のようです。
こうしてようやく海を拝むことができました。
お茶を飲みながら、九十九里のどこまでも続く砂浜や快晴の海原をしばし堪能...って、暑い!!
気持ちいいけど、このまま長居してたら昼過ぎにはとんでもない暑さになりそうな気がしてきました。前日の土曜も暑さが厳しかったですし...。
海の幸のランチを堪能して~ とか思ってましたが、早めに帰路につくことにしました。
ということで、しばらく海沿い(だけど海のみえない)九十九里ビーチラインをしばし南下、長生ICあたりから内陸に向かう「茂原街道(R84)」へ。まっすぐいけば千葉市に戻れる(はず)の道です。
が、この道が面白味のないただの田舎道。黙々とペダルを回します。
この帰りのコースもやはり上りが待っていました。
クルマでは何度も通ったことのある道。傾斜なんて意識したこともなかったのに....。
続く坂道、上がり続ける気温、照り返すアスファルト... 途中、33℃っていう表示がみえたなぁ...
熱中症を意識してペースは落ちてもいいから無理しないようにしよう、と、途中の公園や「道の駅ながら」で休憩をとり、水分&糖分の補給。
#道の駅ながら にはサイクルラックがありました。
しばらく行くと市原市とか千葉市の表示。
残りの距離がイメージできる看板がやっと出てきて一安心。
Google Mapsで検索してみると、狭くて交通量の多い道をガイドされましたが、ちょっと遠回りになるけど車線が広くてペースを作れそうなR16を目指します。
浜野のあたりでR16に入ると、ゴールまでの距離感がイメージできる安心感からか、気分的に相当ラクに走れました。
(てことは、普段はサイクルナビでルートや距離の管理をしながら走っていることで、気分的にもずいぶん楽できてるんだろうなぁ...)とか思ったりしながら漕いでました。
しばらくいいペースで走っていたんですが、ハンパない暑さからどうも頭がクラクラとしてきました。
ヘルメットに熱がこもってるんでしょうか...。熱射病の一歩手前かも...。
日陰の多い公園は~と思いをめぐらせ、千葉市役所の隣にある公園へ一旦避難。
日陰でヘルメットも脱いでアタマから放熱しつつ水分補給です。
雲ひとつない快晴。時間的には13:30ごろと、ちょうど暑い時間帯。
直射日光もジリジリきますがアスファルトの照り返しが結構堪えた気がします。
時間的には余裕もあるし、残りの距離もあと10km強なので、クラクラが収まるまでのんびり休憩してました。
30分ほど休んで、アタマのクラクラが回復したところであとはゴールを目指すのみ。
残りは短いですが、暑さでダレないようにペースを作ってペダルを回しつづけ、ついにゴールです。
Runkeeperの距離をみると110km。
Speed P8での初めての100km越え達成です。
今回、途中で不足の機械的なトラブルで自走不能になったり、万一バテて走れなくなったりしたりということを考えて、DAHONの輪行バッグを持っていったんですが、お世話になることなく帰ってくることができました。
今回のテーマは100km越えでしたので自走で帰りましたが、次に行くときは外房で海の幸を堪能して、ビール飲みながら電車で帰る、という選択もアリかもしれませんね。
今回いろんなことが学べました。
・知らない土地を走るときはルートはちゃんと作っていこう
・ルート組むときに勾配もちゃんとチェックしておこう
・サイクルナビでちゃんとルートと距離の管理しよう(走ることに集中できて気持ちがラク)
・水分と糖分の補給をちゃんとしよう(補給食って大事)
・夏の昼間の長距離ライドは注意。夏場は朝か夜か涼しいところを走ろう。
・九十九里ビーチラインは海が見えない
なにより
・ミニベロでも100kmはぜんぜんイケる
ということを身を持って体験できたので、変な畏れはなくなったのが一番ですかね。
今回は14:30ごろの帰着でしたが、夕方まで走れればまだ距離も伸ばせそう。
# 基本的に距離志向ではないので、長く走る機会はそんなにないとは思いますけども...。
帰宅してからメールをチェックしていてわかったんですが、この日は光化学スモッグ注意報が発令されていました。
最後のほうでアタマがクラクラしてた原因はきっとコレですね。
やっぱり夏日の日中は長距離走るのは気をつけようとおもいます。
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