ついに納車、ネオ・スポルティーフ

Newバイクがこないまま、ついに全国的に梅雨入りしてしまいました。

そして先週末の6/12(日)の話。

「この週末も納車連絡はなさそうだなー」

天気もいいのになんとなくツーリングに行く気にもならず、埼玉までクルマででかけちゃったりしてました。
が、昼食後にメールをチェックしてみると、ショップからメールが届いてました。

なんと「フレームが届きましたよ」とのこと。

ついにフレーム到着そのメールには、塗装からあがってきたフレームとフォークの画像も。
おぉ、なかなかいい感じ...
ついに組み上げに入るんだなーと思ってたら

「今日の夕方には納車できそうですよ」

とのこと。


ショップに電話で確認してみると、時間のかかるフェンダーの加工やホイール組などは先行して準備してくれてたそうです。

これはもう ぷらぷらしてる場合ではなくなりました。
ともかく迎えにいく準備をせねば...と急いで家に戻ることに。

お金を用意し、積んで帰れるようにハイエースでショップに向かいます。

そしてショップでついにNewマシンとご対面。

印象としては概ねイメージしてた通りですが、想像よりも少し上品な感じに仕上がっていました。
見た目はクラシカルだけど 近代パーツで構成した「ネオ・スポルティーフ」というカテゴリでしょうか。
おもむろに持ちあげてみましたが、なかなか軽い。

ついにスポルティーフ納車

ショップのTさんには何度も仕様を変更したり納期をせっついたりと、いろいろムリを聞いていただきましたが、おかげ様でステキなスポルティーフに仕上がりました。
本当にお世話になりました。

自転車をハイエースに積み込み、家に戻ったのが17時半。

「日没まで1時間ちょっとあるな...。」ってことで、海まで軽く試走してみることにしました。

ポケットにいれたアーレンキーでちょいちょいシートポストやサドルのポジションを調整しながらいろいろ確認。
ジオメトリも確認していたのでサイズ感ぴったり。
ステムの長さもちょうどいい感じで、なんの違和感もなく気持よくフィットしてくれました。
とはいえ、ものの1時間&12-3kmほどしか乗れてないので、まだまだ微調整は加えることになるとは思いますが、とても乗りやすい自転車。

記念に海で少し写真を撮ってみたり。

ヘッドチューブとシートチューブの胴抜き部分はつや消しのレッドで挿し色を入れました。
塗装については考える時間が十分にあったので、いろんなクロモリバイクの写真や実車をみたりして じっくり考えましたが、挿し色の入れ方はColnagoなどを参考にしました。
あとCASATI の限定モデルのつや消しの赤がカッコよかったので挿し色に取り入れてみました。

今回は快速スポルティーフってことで、シフターはWレバーではなくUltegra STI。
ハンドルバーはFAIRWEATHER x 日東の MOD 174。
リーチも長すぎず、すこし手元戻りのある使いやすそうなドロップです。
ランドナーと違和感がでないよう幅は狭めの400mmに。
まえから

Fairweatherのフィレットステム。ポリッシュの綺麗な形に一目惚れでした。
ラグはロングポイントにしてもらい重さよりも見た目重視ってことで。
シルバーの塗装にラグメッキと、わかりづらいことをしてみたり。
パッと見ではわからないと思いますが私にはわかります。← 自己満です。
ヘッドまわり

クランクは今回もSuginoのシルバーのクランクセット。
ロード用クランクセットのOX901Dに"Classic"というモデルが追加され、今回の自転車の雰囲気に合いそうだったので導入してみました。

実は今回の想定外だったのがチューブ。
Kaisei8630(Rなしの0.8-0.5-0.8mm)でお願いしたつもりだったのですが、8630R(0.7-0.5-0.7mm)で上がってきた模様。
ツーリング車として大丈夫かな?大荷物を積むことはないけど...
そしてフレームの寿命も気になります。
クランクまわり

ボトルケージの穴の部分、装飾の目的で補強プレートを入れてもらったのですが、チューブが8630->8630Rで厚が薄くなったので、プレートを入れてもらったのは本来の「補強」の意味でよかったかも。
胴抜きと補強プレート

サドルはSelle Italia のSLRシリーズのNubuk。
今年の幕張のサイクルモードでみつけて、新しく自転車作るときには...と思っていたもの。
なんと175gという軽さで、見た目もペラッペラの薄さです。あとはお尻に合うかどうか。
シートポストは今回も日東のS65。軽くて見た目も好きなので。
Selle Italia SLR Nubukのサドルと日東S65 シートポスト

足回り。
ハブはWhite Industries T11。
同じハブをミニベロのE.B.S Float Roadでも使っているのですが、あまりの回転性能のよさに惚れこんでしまい、今回のスポルティフにも導入しました。
派手すぎないけど軽やかなフリー音も好みです。
リムはMavic Open Proで軽めのアルミ、タイヤは時間をかけて選んだ challenge STRADA 25c。サイドがやわらかく乗り心地もまろやかです。

Mavic Open ProにWhite Industries T11、challenge Strada 25c

通常は25cを履かせますが、ツーリングのルートによっては32cのグラベルタイヤに替えようと思ってます。
なので32cまでいけるような設計で、フェンダーとブレーキも32c対応です。
ブレーキについては当初センタープルで考えていたのですが、ロングアーチのキャリパーで32c+フェンダーもかわせることがわかったのでキャリパーに。
フェンダーは本所のつるつるのもの。亀甲だとちょっと見た目が重いかなと。

リアから
フェンダーに装着したリアライトは直前に手配したCATEYEのもの。ソーラー充電&自動点灯なので実用的ですね。トンネルに入るときも停まらずに済みます。
見た目はママチャリっぽくてカッコはよくありませんが...。

そして変わった形のリアキャリアはドイツFahrer社製のSingle Rack。
片側のパニアラックです。パニアラックとしては最軽量ではないでしょうか。
このバイクでのツーリングではほとんど使う機会はないかと思いますが、念のためパニアも使えるよう備えました。

今回のスポルティフ、中間色なので自然の中でも街でも合いそう。
紺のランドナーに合わせて作ったワインレッドのフロントバッグですが、このスポルティーフにもフィットしそうです。
横から

ということで、ようやく納車までこぎつけました。
想いを詰め込んだスポルティーフ、これから大切に乗っていきたいとおもいます。
とりあえず今シーズンはこの自転車で東北、信州あたりに走りにいきたいと考えてます。

「Newバイク構想」のシリーズも、今回で終了です。

このスポルティーフのニックネームを考えてやらねば...

◆ Specification:
  • フレーム: Engineered Bike Service hobo
  • チューブ: Kaisei 8630R
  • クランク: Sugino OX901D Classic (Compact+)
  • FD/RD: Shimano Ultegra 6800
  • シフター: Shimano Ultegra 6800 STI
  • ブレーキ: Diacompe BRS202(ロングアーチ)
  • ヘッドパーツ: Chris King
  • ステム: Fairweather CR79 90mm
  • ハンドルバー: Fairweather x NITTO Mod174 400mm
  • シートポスト: NITTO S65
  • サドル: Selle Italia SLR Nubuk
  • リム: Mavic Open Pro
  • ハブ: White Industries T11
  • タイヤ: Challenge Strada 25c
  • フロントキャリア: : Nitto M18
  • リアキャリア: FAHRAR Single Rack
  • フェンダー: 本所
  • 塗装: Spark Cloudy Gray x Candy Red(つや消し)、ラグメッキ
  • 重量: 約10.0kg(キャリア・フェンダー込み)